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次世代エアモビリティの現在位置~安全運航への3Dデータの活用~

2025年9月12日(金)に静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座2025年度「CITY交流座談会2025Vol.4」が静岡駅前キャンパスにて開催されました。

今回は、地理空間情報のノウハウを基盤に空のモビリティを駆使して、トヨタが目指すMobility for ALLの一翼を担う会社となった新生エアロトヨタ株式会社から茨城康弘氏を講師にお迎えしました。

当日は41名が参加し、トヨタが出資するジョビー社の機体が裾野市・東富士テストコース上空を遠隔操作による無人飛行する映像の紹介をはじめ、ヘリコプターや小型飛行機との騒音比較、今後の型式認定の見通し、離着陸場の基準など、盛りだくさんの話題を語っていただきました。

「型式認定は何年後に承認されるのか」「航空機の航路や管制はどのように運用されるのか」「点群データは具体的にどこで役立つのか」といった質問が寄せられたほか、「次世代エアモビリティが実際に乗れるのはいつになるのか」「そのためにはどんな壁を越える必要があるのか」といった声もあがり、今後の展望について活発な議論が続きました。

また、今回は新しく整備された12階コミュニティルームのお披露目も兼ねており、座談会の後には懇親会を開催しました。和やかな雰囲気の中で、講師や参加者同士が気軽に意見を交わし、交流を深める貴重な時間となりました。

今後も静岡県XR寄附講座では、県内外の幅広い層を巻き込みながらXR技術の学びを深めるとともに、さまざまな方々が交流できる場を提供してまいります。