エンターキーで、ナビゲーションをスキップして本文へ移動します

トピックス

TOPICS

モータ技術が拓く!パワーエレクトロニクスとカーボンニュートラルの未来

2025年7月10日(木)に SIST コラボスクエア(地域協働センター)主催で、第1回 SIST セミナSHIZUOKA「しずおか地域未来学 2025」を開催しました。

今回のテーマは「カーボンニュートラル実現のためのパワーエレクトロニクス技術」。静岡理工科大学の教授陣と木村学長による講演が行われました。

●講演1「モータ制御技術の変遷と現状」
――本学 理工学部 電気電子工学科 服部知美 教授

●講演2「ドライブ回路一体形機電一体 モータシステムの研究開発動向」
――本学 理工学部 電気電子工学科 青山真大 准教授 

●静岡理工科大学 2026年度学部学科再編について
――本学 木村雅和 学長

服部教授による講演1では、そもそも「パワーエレクトロニクスとは?」という基礎から、エンジンに比べて高効率なモータの特性や、制御技術の歴史と進化についてご講演いただきました。

ご自身の研究内容も交えながら、モータの高性能化に向けた“今”と“これから”が語られ、短時間ながらも密度の濃い講演となりました。

青山准教授による講演2では、モータ構造に踏み込んだ技術的な内容や、ドライブ回路とモータを機能的に統合する“機電一体化”に向けた、研究室でのチャレンジについてお話しいただきました。

また、「どんな未来を描きたいですか?」という問いかけもあり、未来への想いや研究姿勢に触れることで、参加者一人ひとりが「自分の描く未来」について考える機会となりました。

結びに、木村学長より、2026年度に予定されている学部学科の再編計画についてご紹介いただきました。静岡理工科大学のこれまでの実績を踏まえつつ、今後の人材育成と地域貢献への展望を熱く語っていただきました。

参加者の皆さまが真剣に耳を傾け、熱心にメモを取る姿がとても印象的でした。

次回SISTセミナーは、9月30日(火)「次世代エアモビリティとこれからのロボティクス」をテーマに開催予定です。

詳細は本HPでもお知らせいたしますので、是非ご確認ください!