「VR技術を活用した教育事例の紹介」〜製造業の現場で培った明電舎グループの事例紹介〜
2025年11月7日(金)、静岡駅前キャンパスにて静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座2025年度「CITY交流座談会2025Vol.6を開催いたしました。
今回は、10月23日に行われた先行デモの時と同じメンバーの、明電システムソリューション株式会社生産改革部の横山重貴氏と株式会社明電舎人事総括本部の山岡匠氏にお越しいただきました。
当日はCITY会員の15名(新規3名)が参加し、横山氏からは生産現場での事故の推移や社内教育での事故を減らす努力について、またデジタルツインの技術が出て来てからは、業界では先駆的にVRゴーグル等を使った体験による労働安全教育を行ってきたお話をして頂きました。
参加者は、VRゴーグル体験では、先行体験の時の学生と同様に、仮想空間のリアル体験にびっくりしていました。
意見交換では、横山氏からVRコンテンツを作る際には、絵コンテも作成してストーリーを大事にするというお話がありました。
体験の際はゴーグルを装着する前に実際の現場と同じミーティングを行うなど、これから体験することが実体験と同じシチュエーションで行うことで、体験する側の没入感も一ランク上がるとのことでした。今回の体験会では、学生を対象とした先行デモの時とは質問内容も違ったりしましたので、色々なパターンでの体験が出来て、非常に参考となりました。
XR寄附講座コミュニティ「CITY」では、今後も学生と企業の皆様との交流をはじめ、先端技術の紹介や会員企業の技術情報の紹介など多くの企画にトライしていきます。


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