• 「地域課題解決講座in藤枝2023」が開催されました!
    グループトピックス2023.09.29
令和2年3月に包括連携協定を締結した「藤枝市」を舞台に、本学園に在籍する学生・生徒が地域資源の活用や課題を調査・分析し、その課題解決に向けた提言を発表する『地域課題解決講座in藤枝』。 今年も、令和5年8月2日(水)から4日間にわたり、JR藤枝駅前の藤枝BIVI内「藤枝イノベーションコモンズ」にて、開催されました。
本講座には、中学生から大学生までの33名が参加(※1)。 年齢も学んでいる学校や分野も違う学生・生徒がチームメイトとなり、6つのグループに分かれて藤枝市の「まちづくり」に貢献する新しいアイデアを考え、政策提言を発表しました。

学生・生徒たちは、藤枝市の市政や産業構造について講座等で学ぶだけでなく、実際に足を運び、現地の方々から直接お話を伺うことでより具体的に地域の現状や課題などに触れながら、問題点の解決に向けた糸口となりうるポイントについて話し合い、どのようなテーマで提言をまとめていくかについて意見交換を行いました。

フィールドワーク終了後は、出されたキーワードやアイデアを基にレポートの作成と、最終発表に向けた準備に入りました。学生・生徒たちは、自分たちが学んでいる知識や技術を活かした柔軟な発想で提言をまとめながら、同時に「限られた時間の中で自分たちの考えを分かりやすく伝えるためには、どうしたら良いか」を考え、発表会の全体構成や必要資料の作成を行いました。
最終発表会には、本学園関係者を初め藤枝市職員の方々や藤枝市のまちづくりにご尽力されている関係者の皆様も参加され、各グループから発表された政策提言について、ご意見をいただきました。
発表した6グループの中から、3班の「定住者を増やすためのワーケ―ション~市之瀬と過ごす僕の最高の夏休み~」が『藤枝市長賞(最優秀賞)』、全体の2位にあたる本学園の『理事長賞』を2班の「藤枝完全攻略~外国人観光客の増加による藤枝市の発展~」が、全体の3位にあたる本学園の「藤枝イノベーション・コモンズ賞」を6班の「観光地への生まれ変わり~フジイロで現実逃避~」が受賞しました。又、その他のチームには藤枝市より敢闘賞が贈られました。

令和5年9月17日(日)には、『藤枝市長賞(最優秀賞)』と『理事長賞』を受賞した3班と2班のメンバーが藤枝市役所を訪問。北村正平市長や市職員の皆様、本学園の杉浦哲理事長を前に、再度、政策提言のプレゼンテーションを行いました。

終了後には、各班のメンバーに北村市長、本学園の杉浦理事長から賞状が手渡され、学生・生徒たちは晴れやかな笑顔を浮かべていました。


※1 本講座:参加学校名一覧 静岡理工科大学、静岡北中学校、静岡北高等学校、星陵中学校、星陵高等学校、 静岡産業技術専門学校、沼津情報・ビジネス専門学校、浜松未来総合専門学校、静岡デザイン専門学校