静岡理工科大学（SIST）グループが、静岡市葵区御幸町９番・伝馬町４番市街地再開発ビル内に複合型キャンパスを開設し、静岡デザイン専門学校が鷹匠キャンパスから移転します。5階から10階が静岡デザイン専門学校の実習フロアとなり、商業施設やオフィスフロアと共存する都市型のキャンパスに最新の設備・実習環境が整います。
校舎移転に合わせて「美容科」「ヘアメイク科」「CGデザイン科」の３つの学科を新設。美容科、ヘアメイク科は美容師国家資格を目指し、ヘアスタイリストやヘアメイクアーティストを目指します。CGデザイン科は、静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科のCG・動画専攻と静岡産業技術専門学校CG技術科を統合し、デザイン力と技術力を合わせた学科に生まれ変わります。

静岡産業技術専門学校では、2024年4月よりデジタル経営学科がスタートします。大学併修の4年制学科で帝京平成大学人文社会学部経営学科（通信課程）の併修終了により学士（経営学）の学位が授与されます。「デジタル」×「経営」をコンセプトに、経営に必要な知識を基礎から学ぶとともに、ＩＣＴを利活用する知識や技術を身につけ、これからの時代に求められる文理融合型のオフィスワーカーを目指します。

2024年10月に、静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校が宮前町校舎から鷹匠校舎に移転します。語学教育・マナー教育をベースに、航空・観光・ホテル・ブライダル・国際関連の知識や技能の習得とプロ意識を持った人材の育成を目指し、より充実した教育環境で「おもてなし」のプロを育成します。

浜松日本語学院は、2021年1月に地上8階、地下1階からなる新校舎が完成し、海外からの留学生約500名が在籍する日本語学院となりました。また、今後は静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校の校舎移転に伴い、沼津日本語学院が静岡へ移転し、静岡日本語学院として生まれ変わります。これにより、日本語学院2校の在籍者数は約700名となり、日本語教育＋専門教育により外国人留学生を静岡県をはじめとする日本社会に輩出します。